2006年12月31日日曜日

台湾地震の影響

 先日の台湾地震の影響でマナドのネットにも被害が出ています。利用中のTelkom SpeedyというADSLは、地震発生後数時間は問題なく使用できたものの、翌日は極端に通信環境が悪化しました。メール一通読むのに数分という酷さでした。ただそれでもかろうじて繋がってはいたんですけど、そのすぐ後から現在に至るまで完全に遮断されてしまいました。普段の障害時には全く情報提供などないのに、さすがに問い合わせが多いのか、あるいは自分らの非ではないので胸を張って言えるからなのか、珍しくホームページに障害報告が掲載されています。
 なぜそれを読めるかというと、ADSLは全滅ですが一部ダイヤルアップが使用できるのでそれを使っています。契約なしで使えるTelkom Instantも生きています。といっても通信状況はかなり低下している上にサイトによっては閲覧できません。ADSLが使えなくなってTelkomに問い合わせたところ、ジャカルタの設備がうんたらかんたらと言ってました。またインドネシア人が適当なことを言ってるとかなり疑ってたんですけど、どうやらほんとみたいです。ジャカルタやバリでもかなり速度が低下して不安定になってるようです。しかし、マナドは完全遮断。インドネシア国内のケーブルが損傷したとは考えにくいですので、ジャカルタなどの都市部や政府機関、大企業向けのトラフィックを確保するために地方の個人向けの、さらには常時接続から切り捨てられたんじゃないでしょうか。きっとそうだ。でなければ同じ会社のダイヤルアップが使えるのにADSLが全く反応しない理由が説明できません。