2007年3月30日金曜日

液体持ち込み制限

 日本や世界各地では航空機の手荷物に一定量以上の液体を持ち込めなくなりましたが、インドネシアでも例外ではありません。先日マカッサルの領事館からお知らせが届きました。多分日本と同じ内容だと思います。国内線はどうなんでしょうか。書いてないので今のところはまだ大丈夫のようです。そのうち規制が強化されるかもしれません。
 そう言えば去年出張で国内線に乗ったときにスーツケースに1.5リットルの水を入れててX線検査に引っかかり、開けて中を見せるように言われてしまいました。ホテルに夜着く予定だったし買いに行くのが面倒だと思い、マナドから水を持って行きました。もちろんホテルの部屋にはミニバーもあるし、無料の水も置いてあります。でも家の玄関から車だし、空港からホテルまでもタクシーだからということで貧乏性が出てしまいました。バックパッカーとは違う革靴の外国人がスーツケースにミネラルウォーターを入れてるのにインドネシア人は驚いてました。明日からまたしばらく出張しますが、今回は止めておきます。ただ、何か入れないとスーツケースがスカスカで衣類が寄るんですよね。

在留邦人の皆様へ
在マカッサル日本国総領事館からのお知らせです。お近くの邦人の方へも適宜伝達方お願いします。
総領事館からのお知らせ
平成19年3月13日
在マカッサル日本国総領事館
インドネシアにおける航空機客室内への液体物の持込制限の実施について
��.平成19年3月31日からインドネシア発の国際線全航空路線において、航空機客室内への液体物の持込制限が実施されることとなります。具体的な規制の概要は以下のとおりです。
��1)液体物とは、飲料用、化粧品、薬品その他用途に拘わらず、その形態が「液体」であるものに加えて、「ジェル類」、「エアゾール(煙霧質)」のものを指します。
��2)上記(1)を航空機客室内へ持ち込もうとする場合は、100ml以下の個々の容器に入れた上で、容量1リットル以下の透明なプラスチックの袋に収納し、当該袋を1人最大1袋まで持ち込むことが可能となります。これを越える場合は、チェックイン時に受託手荷物として航空会社に預けるか、保安検査までに放棄していただくこととなります。
��3)保安検査の際は、上記(2)の袋は、保安検査の際は他の航空機客室内持込手荷物と分けて、検査トレーに置いて検査を受けなければなりません。
��4)なお、機内で必要となる医薬品、ベビーミルク等に関しては、検査時に申告の上、上記(2)の量的制限に拘わらず別途持ち込むことは可能です。
��5)免税店や機内で購入した液体物については、保安検査の際、量的制限は適用されませんが、透明なプラスチック袋に収納の上、免税店等で購入したことを示す領収書とともに検査員に提示することが必要です。ただし、インドネシア国外で乗り継ぎを行われる場合は、乗り継ぎ国の保安検査の際に放棄を求められることがありますので、航空会社にご確認ください。
��.標記制限実施開始当初は、各空港の保安検査場が混雑する可能性が考えられますので、時間に十分余裕を持ってお出掛けされることをお勧めします。
��.なお、液体物の詳細な定義等については、同様の制限を既に実施している日本における規制内容(国土交通省ホームページ:http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/12/121219_.html)をご参照ください。
以上

インドネシアの結婚式

0330

 マナドに来て何度か結婚式に招待されました。日本と違って席など決まってないし、突然行ってもいいし、呼ばれた人の友達が勝手に付いていっても全く問題ありません。誰でも良いからみんなに祝ってもらおうというのはとても良い習慣です。服装も自由です。Tシャツとジーンズでも全く問題ありません。その分普通の人の結婚式でも300人とか来ます。自宅でやろうものなら、近所のみならず地域の人々大集合です。北スラウェシの多くはキリスト教の町で敬虔な信徒が多いですから、元々地域ごとにコミュニティが出来上がっています。毎週日曜の朝、宗派によっては土曜に顔を合わせている上、それ以外にも家々の持ち回りで夜に礼拝と食事会などもあったりして近隣住民との結びつきは実に強固なのです。

 だから食事はバイキング形式。食事開始の合図があると食べ物のあるテーブルには二重三重と人が群がり、遠慮してると瞬く間に食べ物は消え去ります。テーブルは分散して会場の数カ所に置かれていますが、数百本あったコーラとサテは私が席を立つ頃には全てなくなっていました。詳しい状況はまた別の機会に。
 日本人の視点からではかなりおおざっぱに見えます。ある結婚式では新郎新婦が事前に自宅に挨拶に来ていたので日取りは知っていたものの、招待状を家に持ってきたのは前日の早朝でした。そんなわけで、直前に知らされて出席できない人も多いのです。日本のように受付でご祝儀を渡します。それでバイキング形式ですから、呼べば呼ぶほど儲かります。なのに何でしっかり準備してたくさん参列してもらえるようにしておかないのか。それは日本人には分かりません。多分ご祝儀が少ないからかな。マナドでは庶民は5万ルピア程度、田舎では2万ルピアもありだとか。もっと田舎では自分で作った作物とかもあるかもしれません。ご祝儀を包んだ人へのお返しはその場返しの記念品程度のもの。今回は行ったときに皮のキーホルダーと後日白檀をもらいました。白檀は準備が遅れて当日に間に合わなかったんだとか。