2009年2月22日日曜日

いい加減なレジ打ち

 近隣の東南アジアの後進国と同じで、インドネシアの接客業も日本の接客に慣れていると頭にくるのを通り越して呆れてしまうことが多いです。話にならない中国やベトナムなどと比べるとインドネシアのスーパーには好感を持っていますが、なんにも考えてない彼らを見るといつも残念に思います。社員教育とかいうのもほとんどなされていないんでしょうけど、どうせ上司も同じなので、やったところで同じでしょう。そんなことよりも生まれ育った環境から、もうどうすることも出来ないのかもしれません。不幸なことですが、インドネシア人は悪気があってのことではないようなので、客観的に見ると笑えます。

 今日近所のNIAGARAというスーパーに買い物に行きました。NIAGARAなんですけど、インドネシア語では「ニアガラ」と読みます。そんなことはどうでもいいんです。帰ってきてレシートを眺めていると、5パック買った牛乳がまとめてレジ打ちされていて、一つ別の商品を挟んで、また牛乳が4パック、レジ打ちされていました。牛乳の後の商品のパーコードが読み取れなくて他の店員に確認していたのを思い出しました。つまり、レジ台に並んだ牛乳を数えて、一つを手にとってバーコードを通して袋に入れ、次の商品のことが気になって店員を呼んだことで、レジ台に残った牛乳4パックのことを忘れたようです。そしてさらに4パックをレジ打ち。
 先日は我が町で一番大きなラーマヤナというスーパーでスイカとメロンを買いました。傷んでるのを選ばないようにいつもと同じく半分に切ったものを買いました。で、レジを通したら、半分に切ったスイカを同じ向きで重ねて袋に入れようとしてました。人件費が安いからであることと、万引きを防ぐためとで、精算が済んだ商品を店員が袋に入れて口をホッチキスで止めるシステムになってます。袋詰めしてくれるのはいいんですけど、客のことなんて考えてないので綺麗に入れようなんてことは全く考えもしません。重ねて入れようとするのを制止して、切り口が合わさるように1玉ずつ別の袋に入れるように頼んだら、あんまり意味が分かってませんでしたので、もしかしたら、インドネシア人は果物が傷むことを気にしていないのかもしれません。
 どこのスーパーでもレジはこんな感じです。精算が済んだ商品がバーコード係から袋詰め係の手元に投げ渡されることなんて当たり前のこと過ぎるので、そんなことに目くじらは立てられません。さすがに瓶などは投げないですけど、投げ渡すことはこの国では失礼ではないようです。板チョコだろうとクッキーだろうと何でも飛び交うのです。

 レジ打ちの間違いを指摘するために妻がNIAGARAに電話したら、買った物を全部持ってくるように言われました。それで、4パック分の牛乳が足りなかったら金を返してくれるか考えるんだそうです。そうかもしれないけど、彼らの考え方は日本人の理解を超えています。

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