2006年10月31日火曜日

手作りピザ

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 ここのところ妻がピザ作りにはまってるようでよく焼いています。生地も自分でこねててなかなか本格的です。台所からなにやら笑い声が聞こえてくるので覗きに行ってみると、テレビでよく見るように回転させながら空中高く放り投げているところでした。やっぱり麺棒で伸ばすのと違うんでしょうか。同じのような気もします。でも、一人で笑いながらパン生地投げてる姿はちょっと恐いです。具はシーチキンです。もちろん缶詰などではなく、一匹買ってきてこちらもお手製です。厳密に言うと鮪とは違う種類なんだそうですけど、そんなことはどうでも良いです。ベトナムにいるときから作ってましたが、日に日に腕を上げています。

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2006年10月23日月曜日

イカカレー

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 カレーを作ってみました。完全に日本のカレーです。日本製のルーを使ってるので当たり前です。ただ、カツカレーじゃなくて揚げたいかが載ってました。これは「ない」ということは妻も分かってるようですが、日本人はやりませんね。お味の方は何の問題もなくいかでもたこでも大丈夫そうです。料理も固定観念を持っていてはだめみたいです。

マナドのネット

 先月異常なほど電話とネットを使ったので2.5jutaは覚悟してたんですけど、なぜか2jutaちょっとで済みました。ネットの利用分に関しては専用サイトで確認できるのですが、その額すら請求額が下回ってます。ネット使用料金は月初から月末までで精算されています。その期間で利用料が制限を超えると超過料金が加算される方式で契約しているんですが、9月分を確認するとなぜか9月1日から10月1日分までとなってました。明らかに契約に反してますし、法治国家としてあってはならないことです。ちょっと大袈裟ですが。そんなことより、どんなシステムを使ってるのでしょうか。おそらくシステムなどはなく手動なんだろうと思います。機械でやっていたらこんなことあり得ません。
 というわけで、もし10月分が規定料金内に収まるのであれば過剰請求になるわけです。でも、それもあり得ないので今回は見逃すことにしました。前に誤請求分を取り返しに行ってえらい目にあいましたので。もちろん、10月分に1日の分が加算されていたらちょっと文句を言ってやろうと思います。でも、よく考えると先月分の請求は数十万ルピアも少ないです。当然これは言いに行きませんけど。結局インドネシアで先進国と同じことを求めるのは到底無理ということです。余計に請求されることもあるし少ないこともある。ならせばトントンということでよしとしましょう。ただまぁ、その間違え方が尋常じゃないのは問題です。前回は40万ルピア以上取り返しに行きましたし、今回はそれぐらい少なくなってます。低所得者層の月給に当たる額です。ですけど、多く取られたときは取り返して、少なく請求されたときはそのまま。得してますね。もともとのネット利用料の高さに目をつぶればですけど。

 数ヶ月使ってみてこの際2jutaで使い放題のプランにしてしまおうかと思ってました。でも、断食に入って休みも増えて家でネットしてることが多くなって、その考えはなくなりました。通信が遮断されまくりです。繋がっていれば公称の384kbpsに近い速度が出ているみたいです。でも、一日中接続していると少なくとも4、5回は切れます。早いときは10分ぐらい、長いと2時間ぐらい、たいてい30分ぐらい通信できません。恐らく24時間監視していたら10回ぐらいは切れてるんじゃないでしょうか。月に数百回も通信障害が起こる回線に無制限プランなんてあほらしくて契約できません。
※現在契約中のTelkom Speedyは原則として通信量課金方式を取っている。750MBまでが30万ルピア。2000MBまでが70万ルピア。超過すると1MBごとに700ルピアが課金される。また個人使用では200万ルピア、商用では300万ルピアで通信量の上限がなくなる。

2006年10月21日土曜日

暑いとよく育つ

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 よく映画なんかで熱帯雨林とか暑いとこの話になるとでかい生き物が出てくるのが相場です。私自身もそんな印象を持っていたんですけど、実際にそうみたいです。ベトナムのゴキブリを見たときはその大きさに感心したものでした。マナドではこれといった大きな生物といっても、まだスーパーに並んでる魚と家に出没する蟻ぐらいしか遭遇していませんが、これから遠出する機会が増えれば色々見るかもしれません。
 そんな中いつも気になっていたのが巨大バナナでした。日本ではエクアドル、フィリピン、台湾バナナ、それからたまにモンキーバナナを見るぐらいですが、東南アジアは異様に種類が豊富で全部名前を覚えきれません。大きさも様々だし、そのまま食べるだけでなく料理に使ったり漬け物にしたりと用途も豊富です。食べ方によっては青いままでもいできて青いまま売られています。素人目には黄色くよく熟して食べ頃だと思うような物でも、実際はそのまま食べるものではなかったりして渋い思いをさせられたことも何度かあります。前いたベトナムも同じくらい種類があったんですけど、若干マナドとは異なっています。ここで印象が強いのは前述の巨大バナナと鉛筆大のひょろひょろバナナです。で、手始めに仕事の帰りにスーパーで「巨大」の方を買ってみました。一本買いです。1200ルピアでした。写真ではなかなか大きさが伝わりませんが、タイルの1辺が30cmですので相当でかいです。が、残念ながらかなりまずかった。お手伝いさんによると、これは揚げたりして食べる種類なんだそうです。

2006年10月15日日曜日

出目金

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 金魚じゃないけど、見た瞬間出目金が思い浮かびました。引き上げられたときに圧力でこうなってしまったのか、もともとこういう顔立ちなのかは分かりません。でも、食欲を誘う顔ではありません。間違いなく。体は良い色してるのに非常に惜しいです。名前は知らないですけど、この魚の種類の名誉のために言っておきます。大口開けて特にあほ面なのは特別みたいです。

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bk1で購入

Cargo Receipt Number: ************

Shipment Information:
Destination Country: INDONESIA Destination City: SULAWESI
Origin Country: JAPAN Service: DOX
Route: TYO/MES/JKT Weight: 4100 gms

Delivery Information:
03 Oct 2006 00:00 Delivered Signed: ****
01 Oct 2006 09:00 JKT On Delivery By Courier

Tracking Information:
28 Sep 2006 14:35 TYO Sent to MES by Air
28 Sep 2006 13:08 TYO Consolidated into BWB 222803092 at TYO
27 Sep 2006 17:56 TYO Shipment details entered by TYO
27 Sep 2006 11:24 TYO Picked up by TYO
 9月24日にオンライン書店ビーケーワンで本を買いました。マナド時間で午前零時前でした。そして出荷の連絡が来たのがマナド時間の27日午前7時。ここまでは順調でした。そこからが長かった。bk1では海外送付に航空便、SAL便、EMS、船便、OCSと幅広い選択肢が用意されています。他の国だったら船便とかを使いたいところです。そうじゃなくても少しでも安い方法を利用すると思います。しかし、ここはインドネシア。前回EMSの受け取りでえらい目にあったのでなんとしても郵便局を通すのは避けたいと思いました。で、選んだのはOCS。意外なことにEMSより安いではないですか。今回4,100gとのことでしたけど、4,000g未満の4,700円が適用されていました。ちなみに4,500g未満は5,200円です。負けてくれたみたいです。その他の輸送方法は郵便局のものなのでさすがにそんなサービスはしてもらえないでしょう。

 で、毎日OCSのサイトで追跡しました。発送は順調に行われたようです。そこからの更新がありませんでした。10月に入っても進展なし。主要都市では所要2、3日とあったのでマナドでは1週間ぐらいはかかるものと覚悟していました。が、1週間を過ぎても全く音沙汰がなくちょっと心配になりかけたところに、ジャカルタを通ったとサイトに表示されました。10月1日にジャカルタで番号が入力されたということになってます。でも、表示されたのはそれから何日も経ってからのことなので怪しいものです。そしてさらに待つこと数日、7日の午後に無事届きました。その数日後また配送状況を確認してみると、なんと3日の0時に配達完了になってます。時間はいいとして4日もさばを読んでるのはどういうことなんでしょうか。さすがインドネシア。クーリエのトレースも全く意味がありません。さらに驚くのは、受け取りのサインもサイトで確認できるところ。お手伝いさんの名前が表示されてます。ベトナムは受け取るときにたまにはパスポートを見せることもあったんですけど、ここではこれまで数十回、全部お手伝いさんのサインで受け取ってます。融通が利くのは良いことですが、なくなっても全く相手にされないのは想像できるのでそれも考えものです。
 箱はぼろぼろでしたけど中身は疵もなく満足できるものでした。しかし、OCSはメダン経由でジャカルタに運んで、マナドへはそこから配送されるようです。マナドに支店が出来て逆回りのルートも出来たらもう少し早くなるかもしれないですけど、それは無理そうです。

2006年10月5日木曜日

マナド人の舌

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 ミナハサ料理は舌が痺れて味が分からなくなるほど辛いです。ここの人に言わせるとジャワの料理は甘すぎるそうです。そうは言うものの甘いものも大好き。かなり体に悪そうなショッキングピンクの着色料。ちょっとためらいました。でも、折角出してくれたので試しに1つ食べてみました。茶色く煮詰めたココナッツが入ってました。懐かしいベトナムの味です。やはり同じ東南アジア。共通点もいっぱいあります。「寿」って書いてあるのも中国系の多さを物語っています。

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 紅茶も出てきました。なんなんすかこの砂糖の量。昔から砂糖は貴重品で高価なものらしく、客人に大量の砂糖を振る舞うのが最高のもてなしだったそうで、それは今も変わりません。透明のコップの底に沢ガニが隠れるほど大量の砂糖が沈んだ紅茶が出てくると甘い菓子に手を出す勇気も失せてしまいます。甘い菓子に甘い紅茶はちょっと勘弁です。ティーカップで砂糖お好み分量であればこそ、菓子を試せるってものです。もちろん紅茶は砂糖抜きで。ところで、この容器は蓋がありませんでした。蓋が閉められないぐらい砂糖を盛ってるとアピールしてるのか。ただ単になくしたのか。

マナドのインフラ

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 日を追うごとに停電の頻度が高まってます。2日に1回だったのがここのところほぼ毎日になってます。朝から夕方まで電気なしというのはたまにしかないですけど、たいてい停電があるのは夜なので困ります。時間と地域の持ち回りで、夕方から3、4時間程度が最近のお偉いさんのお気に入りのようです。9月は規則的に2日に一度、午後5時頃から午後11頃までの間で平均4時間ほどだったので、ある程度予想が出来ました。ところが昨日は朝10時頃から4時間、午後5時から1時間、午後10時から1時間と断続的に発生するようになってしまいました。電力不足による計画停電なのは間違いないですけど、いよいよ末期的な状況のようです。ただ、原油高や燃料不足が主要因ではなく、聞くところによるといくつかある発電機のうちの1つがいかれてしまったんだとか。かなり深刻です。ニュースにもなってて、修理だか新規購入だかの対策を立てるために、関係機関や政府にお伺いを立てているところだそうです。本格的に雨期になるまでの辛抱かと甘く見ていましたが、こりゃしばらく停電は解消しなさそうです。今日も朝からもちろん停電がありました。

 ネットの接続状況も相変わらずです。ぶちぶち切れまくってます。でもたいてい10分くらい待てば復旧するし、繋がってるときは公称の速度に近いものが出てるので、まぁよしとしましょう。ガスはプロパンなので問題ありません。が、飲料水もガスも電話しても平気で2日ぐらいは待たされるので、早めの手配と買い置きが必須です。ベトナムにいたときはガスが切れて電話すると、1時間以内には必ずやってきました。マナドではぜったいにあり得ません。
 後は水回り。マナドの水道はかなり悪いようです。上水も下水も。乾季にせよ雨季にせよ断水はしょっちゅうだそうで、強い雨が降ると場所によっては膝丈まで浸かります。我が家は地下水を浄水して使ってるし立地も山の上なので、水に悩まされることはありません。

2006年10月1日日曜日

マナドで天麩羅

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 天ぷらは揚げる技術が難しいだけで材料は別にたいした物を使ってませんから、海外でも問題なく作れます。が、最近はマナド近郊でも鳥インフルエンザ発生という情報があり、地元紙マナドポストにも掲載されていたそうです。だから、卵は使えない。でも、ベトナムにいたときも卵がない中で妻はいろいろと考えて天ぷらを揚げ続けていました。
 食材は豊富です。日本とは違うけど野菜もあるし海鮮は安くて新鮮。醤油もみりんも手に入るし、出汁もあるのでつゆも大丈夫。しかし、ここはマナド。ダブダブで食べてみました。ダブダブとはマナド特産のつけだれです。小さく刻んだまだ青いプチトマトに唐辛子、塩、そして大量の味の素。マナドの人と同じ分量で唐辛子を食べてたら体が持たないので、トマトは5倍で唐辛子は5分の1。それに夫婦共々味の素を食べると体調を崩すので一切使いません。インドネシア人に言わせると物足りない味のようですが、我々にはこのダブダブが最高です。