2007年1月3日水曜日

携帯リチャージ

 インドネシアでも携帯はプリペイド方式が一般的に利用されています。キャリアは多様です。私自身はその中で料金も高く通話範囲も広いTelkomsel社のsimPATIというサービスを利用しています。いわばインドネシアのドコモに当るサービスです。リチャージの種類は豊富ですがカード販売は5万と10万の2種類だけで、ほとんどはATM払いかネットバンキングのみの扱いとなっています。同社の他サービスや他社はより広い価格のカードを用意しているようですが、simPATIは5万と10万の2者択一。
 マナドの店頭に陳列された10万ルピアの券面には長いこと2005年のミスアジアコンテストの写真が印刷されていました。最近はなぜかマイケルオーウェンです。広告契約でもしてるんでしょうか。オーウェン版の裏には、オーウェンの待受け画像をダウンロードする方法というのが書かれています。ちなみに10万のカードは現在店頭で9万7000ルピア前後で販売されています。

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 simPATIのチャージ額と利用可能期間などについてまとめてみました。
額面/通話可能期間/番号保全期間
20,000ルピア*/15日/30日
50,000ルピア/30日/30日
100,000ルピア/60日/30日
150,000ルピア*/120日/30日
200,000ルピア*/150日/30日
300,000ルピア*/180日/30日
500,000ルピア*/210日/30日
1,000,000ルピア*/240日/30日
 カードの番号を登録すると額面ごとに設定されている期間だけ通話が可能になり、その期限を過ぎると着信のみ可能な猶予期間が30日与えられます。この期間内に追加すると凍結されていた残額も復活しますが、30日を過ぎると利用残額は没収の上、番号も利用不可能となります。カードを使う場合は10万ルピアが最高額ですので、一回入金することで最長90日間電話番号を確保できます。駐在している場合は90日以上も帰国することは稀でしょうからこれで十分です。まぁ駐在員は普通は会社に請求が行くので、プリペイドカードを買うことなんてないと思いますけど。
 たまにしか来ないけど携帯を持ちたいという場合はこのプリペイド方式でsimPATIの番号を確保することは難しいです。インドネシアの銀行に口座がある場合はネットバンキングでチャージできるので、日本から入金することも可能です。また、口座振替にすることも出来るようですが、いずれにしても在留者でない外国人が国内に口座を開くことはかなり困難です。カードを店頭に並べている店舗の中には、ATMやネット経由で10万以上の高額の入金を受け付けてくれるところもあるそうですが、それらの方法では割引がない上に、業者にいくらかの手数料を支払わなければならないかもしれません。
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 私が使っているBIIのネットバンキングでもsimPATIのチャージが出来るようになっています。カードを買いに行って小銭でこするのが面倒なので次はネットで入金しようといつも思いながら、カードの割引販売額の数千ルピアをけちって、毎回カードを買いに行ってます。

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