インドネシアは蚊によって媒介される伝染病がいくつかあるそうですが、やはり有名どころはマラリアとデング熱です。ベトナムもそうでした。でも、ベトナムに暮らしていたときは、都市部でありさらにその中でも中心部でしたので、蚊は多けれどもあまり心配はいりませんでした。マナドに来て数日、日本で見るような通常の大きさの蚊に交じって明らかにでかいのが飛んでいるのを見つけました。最初は蚊だと思わないほどでした。これが噂に聞いた、病原体(ウイルス・細菌・寄生虫など)を運んで人に病気を感染させる衛生害虫なのか。ググってみたら蚊にも結構いろんな種類がいるもんですね。たぶんネッタイシマカ、ヒトスジシマカ、ハマダラカのどれかであることには間違いないと思います。
国立感染症研究所感染症情報センターによるとデング熱には基本的に後遺症はないそうですけど、デング出血熱の場合、数は少ないものの死亡例があるそうなので注意が必要です。
【デング熱】
ネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介されるデングウイルスの感染症である。フラビウイルス科に属し、4種の血清型が存在する。非致死性の熱性疾患であるデング熱と、重症型のデング出血熱やデングショック症候群の二つの病態がある。
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